「せっかく手帳を買ったのに、ちゃんと使えていなくてもったいない」
そんな風に手帳の使い方で、悩んでいらっしゃいませんか?
自分なりに、手帳の書き方を模索している方も多いかも知れません。
実は手帳をうまく使えば、予定の重複をさけたり、顧客情報をすぐにメモできたりと、メリットが沢山あります。
手帳は営業成績をアップさせるツールなのです。
今回は、営業マンがどのように手帳を使えばよいか、ご紹介致します。
ぜひ上手に手帳を使いこなして、営業活動に役立てて下さい。
営業に手帳を使うメリット
皆さんは、いつも手帳を使っていらっしゃいますか?
営業活動において、手帳を使うメリットは沢山あります。
具体的に何に役立つのかをみていきましょう。
予定の重複を防げる
営業マンとして、ダブルブッキングをしてしまうのは致命傷。
スケジュール管理は、ビジネスパーソンにとって必要不可欠なスキルの一つです。
手帳にスケジュールを書き込むことで、一日の動きを「可視化」できます。
それによって、ダブルブッキングをさけ、また、効率よく動けるようになるのです。
加えて、例えば、訪問の目的なども書き込んでおくのが、おススメ。
そうすると目的意識を持って、お客様のもとに伺う事ができます。
目的をはっきりさせておくと、より達成しやすくなるでしょう。
プライベートとの調整ができる
例えば、仕事の会食の日にプライベートの予定を入れてしまっては大変です。
特に女性は、仕事に家庭に子供にと、毎日のToDoに追われがちの方も多いかもしれません。
そこで、手帳に仕事の予定を記入しておけば、スケジュールを整理していく事ができます。
また、仕事のスケジュールを可視化する事で、プライベートとのバランス調整も一緒に見えてきます。
仕事もプライベートも時間の使い分けが重要です。
そこを、手帳がサポートしてくれるのです。
電池残量や場所を気にせず使える
スマートフォンとは違い、アナログ手帳の場合電源切れの心配はありません。これは大きな魅力です。
最近は、コンビニや、カフェやモールなどで、電源が用意されている事もあるでしょう。
しかしながら、まだまだ、そういった場所が近くにない場合もあります。
出先でスマートフォンやノートPCが電池切れを起こし、困ってしまった経験はありませんか?
アナログ手帳であれば、電池切れでスケジュールアプリが使えずに、予定を確認出来ないという事態は陥りません。
ビジネスシーンでは、まさかの事態へのリスクヘッジも用意しておくべきです。
そのため、“出来る営業マン”はスマートフォンとアナログの手帳を併用し、使い分けているのです。
顧客情報を文字や図形でメモできる
お客様とのアポイントが終わったらすぐに振り返り、手帳にメモしておく事が大切です。
勿論、会社に帰ってから、報告書や資料を作ったりする場合もあるかも知れません。 ですが、時間をあけずに書き込む事で、内容の抜け漏れが少なくなるのです。
さらに、アナログ手帳なら、文字情報だけでなく、図形やイラストも自由に書き込む事が出来ます。
なので、図形で簡単にメモをするのもオススメです。
そうして、書き方を工夫しておけば、以前の打ち合わせの内容がひと目みて分かるようになります。
なので、図形で簡単にメモをするのもオススメです。
そうして、書き方を工夫しておけば、以前の打ち合わせの内容がひと目みて分かるようになります。
営業が手帳を使うデメリット
手帳がどういった点で役立つのか、お分かり頂けたと思います。
是非、色々試してみて下さい。
では、ここでは手帳を使う上でデメリットは何なのか?ご紹介します。
他の端末と自動で同期化できない
デジタル手帳の場合、他の端末を持っていなくても、自動で同期化できます。
なので、例えば、常に携帯しておくのはスマートフォンにして、カバンにタブレットを入れたままでも問題ないでしょう。
しかし、紙の手帳の場合には、必ず自分自身で記載しなければなりません。
記入するのを忘れてしまった場合、予定が記載されていない事態を招く可能性があります。
荷物が増える
特に女性は、もともと荷物が多いので大変です。
そこに、+α手帳がなるので、余計に鞄が重くなります。
しかしながら、スマートフォンやタブレットを手帳にしていれば、持ち物を減らせます。
ですので、手帳を持つ場合は、仕事用、プライベート用などに鞄の使いわけも必要になってくるかも知れません。
手帳のサイズで書ける情報量が変わる
手帳のサイズは、スーツの内ポケットに入るようなものから、B5版のノートサイズまで幅広くラインナップされています。
小さすぎると、収納性は良いですが、手帳自体の書き込めるスペースが少なくなります。
そのため、自由に書き込めるという手帳のメリットを活かしにくくなるのです。
つまり、手帳は、サイズで書ける情報量が変わってしまいます。
なので、どのように使うのかを見極め、自分自身にあった手帳を選択する事が重要です。
自分に合った手帳を使いこなそう
手帳と言っても、さまざまなサイズやタイプがあります。
その種類は大別すると「綴じ型手帳」「システム手帳」「モジュール型手帳」3種類です。
どれを選んだらよいか悩まれる方もいらっしゃるでしょう。
そんな方のために、手帳選びのポイントをご紹介します。選ぶ際の参考にしてみて下さい。
綴じ型
まずは、綴じ手帳です。
現在販売されている手帳のうち、そのおよそ9割が綴じ手帳と言われています。
こちらの物は、本と同じように既に製本されており、また、ページが決まったフォーマットや罫線で区切られています。
他のタイプと比べても綴じ型手帳は軽いタイプのものが多く、持ち運びに便利なものが多いのが利点です。
加えて、綴じ手帳は誰もが手軽に使えるようでデザインされています。
メーカーやブランドによって、それぞれ異なってくるので、ご自身で使いやすそうな、あるいは目的に合ったものを選んで下さい。
システム手帳
では、続いてシステム手帳です。
システム手帳は表紙に当たる部分と印字してある紙が別々で販売されています。
つまり、自分で使い勝手のいい好みの手帳を作り上げることができる「セルフカスタマイズ手帳」です。
中身が入れ替えられるので、来年の予定を書き移す必要はありません。
よって、前年分の不必要なところだけ抜き取って次年分を新たに補充すればよいので情報を一元管理しやすく、検索もしやすくなります。
まさしくビジネスシーンにおいて、使い勝手が良い手帳なのです。
モジュール型
さて、最後にご紹介するのはモジュール型手帳です。
モジュール型手帳は、手帳の本体の内側に複数冊のノートなどを挟み込むタイプの手帳です。
システム手帳が1枚単位でリフィルによってカスタマイズするのに対して、モジュール型手帳はノートなど1冊単位でカスタマイズしていきます。
システム手帳はリフィル1枚1枚を入れているため、バラバラになるデメリットがあります。
しかし、モジュール型手帳は1冊単位なので、容易に交換や入れ替えができるのです。
そして、システム手帳と比べても負けず劣らずの自由度があります。
さらに、システム手帳のようなリングが中心にないので、書きやすいのが特徴です。
けれども、荷物が多く、手帳も単純なものが良いという方には向きません。
その場合は綴じ手帳の方が持ち運びも便利で、使いやすいのでオススメです。
手帳の内容について細かくカスタマイズしたい方も、モジュール型手帳よりはシステム手帳の方が向いているでしょう。
まとめ
スケジュール管理等は全てデジタルで行っている方でも、手帳を併用し、使い分ける事で、さらに生産性を高められるかも知れません。
それには、常に携帯し、いつでもメモが取れるようにする事が重要です。
そうする事で、貴方の営業成績をアップさせる強力な武器にもなるでしょう。
営業成績を上げるために、ぜひ手帳を上手に活用してみて下さい。